若手バイオリニスト期待の星!三浦 文彰をご紹介します。

2016年に大河ドラマ「真田丸」のオープニング音楽で、とてもかっこいいバイオリンのソロがお茶の間に流れました。あのバイオリンを演奏していたのが、今もっとも注目されている若手バイオリニストの三浦文彰さんです。

突如クラシック界に現れた三浦さんですが、実は素晴らしいプロフィールをお持ちで、これからの活躍が期待されるバイオリニストでもあります。

そんな三浦文彰さんのご活躍にせまってみましょう!

 

バイオリンの三浦文彰さんは音楽一家のご出身

http://avex.jp/fumiaki-miura/profile/

三浦文彰さんは1993年生まれ、東京都のご出身です。お父さまは東京フィルハーモニーのコンサートマスターを務められている三浦章宏さんです。お母さまもバイオリニスト、妹さんはピアニスト、というまさにクラシック音楽一家に育ちました。

 

三浦文彰さんは3歳からバイオリンをはじめ、6歳から徳永二男に師事。高校から桐朋学園高等学校音楽科に入学されています、その後、明治安田生命クオリティブライフ文化財団より奨学金を得て、ウィーンコンセルヴァトリウム私立音楽大学に入学、パヴェル・ヴェルニコフ氏、ジュリアン・ラクリン氏に師事し、現在ではバイオリニストとして大活躍をされています。

日本の音楽大学には進学せずに、海外へ留学されたことでさらに才能を開花させ、素晴らしいバイオリニストとして活躍されているのですね!

 

すさまじいバイオリンコンクール受賞暦をお持ちの三浦文彰さん

三浦文彰さんは多くのバイオリンコンクールでも優秀な成績をおさめています。

2003年、04年と全日本学生音楽コンクール東京大会小学校の部第2位を皮切りに、2006年の13歳の時に、ユーディ・メニューイン国際ヴァイオリンコンクール第2位、2009年の16歳で、ハノーファー国際コンクールにおいて最年少優勝を果たし、同時に聴衆賞、音楽評論家賞も受賞されています。

 

ちなみにハノーファー国際コンクールは世界最難関と言われるバイオリンコンクールで、3年に1度開催されています。優勝賞金は特別賞も含めて14万ユーロ(およそ1860万円)で、数あるコンクールの中でも群を抜いて賞金が高く、またその知名度も世界中に知れ渡るコンクールです。

事前に録画審査を通過したあと、予選から本選まで5ラウンドに分かれており、審査期間は12日間に及びます。このコンクールで優勝するのは、まさに天才のなせる技というところですね!

 

その後の三浦さんは、世界中の音楽祭に招待されるバイオリニストとなり、また世界中のオーケストラからソリストとして招聘されるご活躍を展開されています。

あまりに世界での評価が高く海外での演奏活動が多いため、日本での知名度がまだそんなに高くないのかもしれませんね。

三浦文彰 / 「タルティーニ:悪魔のトリル」コンサート映像

情熱的ながらぐっとおさえた深い感情が胸に響く演奏です。

 

三浦さんの使っているバイオリンは?

http://avex.jp/classics/artists/detail.php?cd=MIUFU

三浦さんが現在演奏しているバイオリンは、宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス1704年製作“Viotti”です。宗次コレクションは、カレーの「カレーハウスCoCo壱番屋」を創業された宗次徳二氏が運営するNPO法人で、その団体より多くの優れた演奏家に楽器が貸与されています。

現在のストラディバリウスを使う前は、同じNPO法人より貸与されたガダニーニ J.B.Guadagnini (1748年製)を使っていたそうです。

いずれにしても世界の名器であるバイオリンを使い、素晴らしい演奏をされています。

 

またヴィオラも演奏する三浦さんは、ヴィオラの独奏はもちろん室内楽でもヴィオラを担当し、演奏活動を行っています。使っているヴィオラは、日本ヴァイオリンより貸与された1780年製ストリオーニスクール (Ex-Rachlin)です。

こちらもヴィオラとしては大変有名な楽器で、バイオリンもヴィオラも名器とはうらやましい限りです。

 

最近の三浦文彰さんの活動は?

http://avex.jp/classics/artists/catalogue_detail.php?cd=MIUFU&id=1014018

2009年のハノーファー国際コンクール優勝ののち、日本では2009年度第20回出光音楽賞を受賞されています。この出光音楽賞は若手音楽家、新進音楽家の登竜門として活動を支援し、今後の育成にも力を貸すことができるようにと与えられる賞です。

過去の受賞者はクラシック音楽界において世界的に活躍する演奏家が多く、まさに三浦さんもそれまでの功績とこれからの未来を約束されての受賞だったと言えるでしょう。

 

2012年以降は、プラハフィル、シュトゥットガルト放送響、ベルリン・ドイツ響など、ヨーロッパを代表するオーケストラとの共演や日本ツアーを行っています。

2014年には、パリのルーブルでリサイタルを行い、パリ・デビューも果たしました

 

2015年にはエイベックス・クラシックスからCDをリリースし、大変話題となりました。

そして2016年、あの大河ドラマ「真田丸」のオープニング音楽のソリストとしてNHK交響楽団と共演し、お茶の間にも三浦さんの華やかなバイオリンの音色が鳴り響きました。

三浦文彰 / 真田丸ミュージッククリップ

もう素晴らしい!の一言に尽きる三浦さんの演奏です。この冒頭のフレーズだけでもワクワクしてきますね!

 

ちなみにこの真田丸の曲は、バイオリン曲としては大変技巧的で、高い難易度を持つ曲です。オリジナル通りの演奏をしようと思うとかなりむずかしく、早いパッセージと重厚な重音、またオーケストラとの掛け合いが多く取り入れられており、きちんとしたバイオリンの技術がないとあの演奏にはなりません。

さすがの三浦さんはすばらしい技術と圧倒的音楽性で、聞いている人の心をつかむ演奏でした。いつかは弾いてみたい憧れの曲ですね!

 

まとめ

いかがだったでしょうか?三浦文彰さんの素晴らしいご活躍についてご紹介しました。

2018年に25歳を迎えられる三浦さん、これからもますます円熟した演奏を聞かせてくれると思います。ぜひコンサートなど生演奏を聞ける機会があるようでしたら、ライブで聞いてみるとその素晴らしさに触れられると思いますよ!

これからの三浦さんのご活躍に、おおいに期待しましょう。