ピアノ初心者が両手で弾くための練習方法!大人でも必ずできます!

ピアノは子供の時から始めないと上達できない、と聞いたことがあるかもしれません。確かに、子供のうちに習い始めると、いろんな面で有利なことが多いのは事実です。しかし、大人になってから始めることも、そこから上達していくことも十分に可能です。

なぜ、こんなことを言うかと言えば、大人からピアノを始めた初心者の方が、両手でピアノを弾くことが上手くできず、挫けそうになった時に「子供の頃からやっていれば違ったんだけどね」というようなことを、よく仰るからです。子供の頃に習っていないから、両手で弾くことができないのでしょうか。大人でも、コツをおさえた練習をすれば、両手で弾くことができるようになるはずです。

初心者が両手で弾くことは難しい!でも大人だけじゃない

右手と左手を、さらに10本の指をそれぞれバラバラに動かすのはとても難しく感じるでしょう。右手に意識が向けば左手も右手のリズムになってしまったり、左を意識すれば右手のリズムが曖昧になってしまったり。

これは、大人に限らず、初心者であれば子供でも誰でも経験することです。大人からピアノを始めた方でも、両手で弾けるようになるためには、練習あるのみなんですが、正しい練習方法と、練習のコツを掴むことが大事になります。

ピアノ初心者が両手で弾けるようになるために!右手をものにする!

まずは右手の練習から始めましょう。日本人は右利きの人が多いので、左手で弾く方が指の動きもぎこちなく、はじめは思い通りにいかない場合が多いです。だからこそ、右手のメロディーをしっかり弾き込んでください。

なぜかというと、両手で合わせる時に、苦手な左手に意識を向けたいからです。右手は、左に比べればだいぶ動かしやすいですよね。何度も繰り返して弾くことで、右手は意識しなくてもある程度自然に動くようにしておく必要があります。

左手の練習中もメロディーを感じることが大事

右手がスラスラ弾けるようになったら、左手の練習をします。まずは、音符とリズムをしっかり覚えて、ゆっくり弾いていきます。ぎこちない指も、次第に動きやすくなるはずです。この時のポイントは、左手の伴奏を練習している時でも、右手のメロディーを感じることです。

余裕があれば口に出して歌ったり、心の中でメロディーを鳴らしてもいいですが、意識は左手に向けて集中してください。そして左手も、右手同様、何度も繰り返して、しっかり弾き込みましょう。苦手な個所はその部分だけを切り取って、つまずかずに弾けるまで練習するのが良いです。

曲を両手で合わせる時、楽譜は縦割りでみるべし

両手で合わせる時には、楽譜全体を見るのではなく、また右と左を曲の流れに沿って横に見ていくのでもなく、縦割りで見るようにしましょう。例えば、右の音と同時に鳴らす左の音があれば、その音符同士を縦線を引いてつないでしまっても良いでしょう。左手の音符と音符の隙間の空白に右手を鳴らすのであれば、その隙間に右手の音符から線を引きます。

はじめのうちは線を引くことで、右手のどのタイミングで左のどの音を出せばよいか分かりやすくなります。線がない状態よりも指が自然についてくるので試してみてください。

両手で合わせるまでの練習は、焦らずじっくり時間をかけましょう。

両手で合わせてみよう!初めはうまくいかなくても大丈夫

片手ずつ、スラスラと弾けるようになったら両手で合わせてみましょう。片手ずつなら上手く弾けていても、両手となると途端につまずくようになるかもしれません。そんな時は、曲を通して弾くのではなく、短く区切って練習していきます。

曲の区切りのいいところまで、というやり方もあるのですが、個人的にはもっと短く区切ることをおすすめします。極端に言えば一小節、二小節ずつでもいいくらいです。4小節以上を一度に覚えようとすると、弾くことに必死になってしまうので、結局何も頭に入らないまま終わってしまうことが多いからです。短いフレーズで何度も繰り返し練習しましょう。

やっぱり両手は苦手!そんな時にするべき練習とは

それでも両手で合わない時には、右手と左手で同じメロディーを弾く練習をしてみましょう。はじめのうちは、右と左のタイミングを合わせて同時に音を鳴らすことも難しいかもしれません。どちらかが出遅れたり、リズムが合わなかったりする場合もあります。ですが、両方の指を一緒に動かすことに慣れる必要があるので、根気よく練習してくださいね。

ピアノ初心者の大人向けの教本が両手の練習に役立つ!

右手と左手で同じメロディーを弾くためにおすすめの教本があります。

大人からはじめるハノンピアノ教本

こちらは指のトレーニングの本ですが、右手と左手がすべて同じ音、同じリズムで動く練習曲になっています。苦手な左手を鍛えるのにも役立ちますし、ハノンを練習していけば両手で弾くことにも自然と慣れていけます。

ピアノ初心者がはじめて両手で弾くならこれがおすすめ!

はじめのうちは左手の伴奏の動きが少ない曲を選んで練習しましょう。

そこでおすすめしたい曲がこちらです。

きらきら星(モーツアルト)

このバージョンのきらきら星は、『大人のためのピアノ悠々塾入門編』という本に収録されているものです。

大人のためのピアノ悠々塾 入門編

馴染みのあるきらきら星なら右手をマスターするのはそれほど難しくないでしょう。左手の動きも少なく、初心者の方が両手で弾くはじめての一曲にぜひおすすめしたいです。

メヌエット ト長調(バッハ)

両手で弾くことに慣れてきたらチャレンジしてほしいのが、メヌエットです。きらきら星よりも左手の動きがあり、リズムにもバリエーションが出てきます。しかし、そこまで難易度が高いわけではありません。難しいなと感じる箇所は、動画で音を聴きながら楽譜をたどって確認しましょう。

まとめ

ピアノ初心者の方が両手で曲を弾くための、練習方法やおすすめの曲をご紹介しました。はじめは両手で弾くことがとても難しく感じますが、練習を積んで慣れていけば、自然に両手で弾くことができるようになります。左手に意識を向けるために右手はある程度覚えてしまう、なんてこともはじめのうちだけです。右も左も、無意識で両手がバラバラに動くようになれば、ピアノの楽しみも広がっていきます。今回ご紹介した練習方法を、ぜひ参考にしてみてくださいね。