初級から中級へ・難易度別バイオリン曲一覧!

クラシックのバイオリンの曲は当に数が多くて、いったいどの曲を弾いたり聞いてみたりすれば良いのか、とても迷いますね。

そんな時に参考にしていただきたい、初級から中級までの主要曲を難易度別に一覧にしました。

「新しいバイオリン教本」に掲載されている曲を中心にご紹介します。

バイオリン曲・難易度レベル1

まずは第1ポジションで演奏できるバイオリン曲をご紹介します。同時にカイザー1巻を一緒に練習することをオススメします。

「ガボット」 リュリ作曲

新しいバイオリン教本2巻に掲載されている「リュリのガボット」です。

スタッカートや中間部の音程がすこしむずかしい曲ですが、ボリュームのある長さで発表会でもよく弾く曲ですね。

「ロマンス」 リーディング作曲

こちらも新しいバイオリン教本2巻に掲載されています。

美しいメロディーと劇的な中間部が楽しい、とてもバイオリンらしい1曲です。

ピアノ伴奏も華やかなのでアンサンブルも楽しめます。

ピアノ伴奏だけの動画です。練習の時に使ってみてはいかがでしょうか?

「金婚式」 マリー作曲

バイオリン名曲31選」に収録されている曲で、バイオリンやフルートのレパートリーとして有名です。

ポジション移動が必要な指使いになっていますが、第1ポジションだけでも演奏可能です。

「バイオリン協奏曲 第2番&第5番」 ザイツ作曲

学生協奏曲とも呼ばれる、お稽古コンチェルトでもあるザイツのバイオリン協奏曲です。

初心者が中級へ進むための試金石ともいえる曲で、基本的な音程や奏法などが盛り込まれた内容です。むずかしいですが弾いていて夢中になれるバイオリンならではの1曲です。

ピアノ初心者にぜひチャレンジしてほしい5つのおすすめ曲を紹介します!

バイオリン曲・難易度レベル2

次はポジション移動を含んだ曲をご紹介します。練習曲はカイザー2巻に進みましょう。

「メヌエット」 ベートーベン作曲

実は第1ポジションだけでも演奏可能な曲ですが、ポジション移動も一緒に練習曲すると効果が出る曲です。

後半のトリオではスラースタッカートの奏法が出てきますね。
ていねいな右手の練習もしてみましょう。

「春の歌」メンデルスゾーン作曲

原曲は歌曲ですが、バイオリンとピアノ伴奏で演奏しても美しい曲です。

ていねいなレガート奏法が必要になるので、やわらかい音色を目指して練習してみましょう。

「バイオリン協奏曲 イ短調・1楽章」 ヴィヴァルディ作曲

とても有名なバイオリン協奏曲です。

もともとはヴィヴァルディ作曲の「調和の霊感」という協奏曲集に入っている曲で、バロック時代の演奏方法を駆使する難易度の高い1曲となっています。

「ブーレ」 バッハ作曲

原曲はチェロ無伴奏組曲第3番のメヌエットですが、バイオリンでは5度上げて演奏します。

軽やかなメロディーがとてもバッハらしい1曲で、後半のト短調になる箇所もとても良い音程の練習ができます。

バイオリン曲・難易度レベル3

第3ポジションまでマスターしたら、さらに表現力を必要とする多くの曲に挑戦しましょう。

作曲された年代も古典派からロマン派へと少しずつ移行していき、バイオリンならではの奏法をたくさん使う曲が増えてきますよ。

練習曲はカイザー3巻からドントの練習曲へと進みます。

「エア・バリエ」 ダンクラ作曲

SMIVI

イタリアの作曲家ダンクラは、優れたバイオリン教師でもあり、バイオリンのお稽古をする学生のためにバイオリンの奏法や表現力を磨くための「エア・バリエ」という変奏曲を6曲書きました。

華やかなながらとてもしっかりとした構成の曲で、細かな弓の使い方や奏法をまとめて勉強できる貴重な曲となっています。


参考のために第6番のエアバリエをご紹介します。

「コンチェルト イ短調」 アッコーライ作曲

エアバリエの後にはぜひアッコーライのコンチェルトを!

今までの曲の中でもっとも長い6ページにおよぶコンチェルトで、暗譜で演奏するのがなかなか大変な1曲です。

リーディングの曲によく似た雰囲気ながら、リズムがかなり複雑になってくるため、八分音符と三連符の違いがしっかり理解できている必要も出てきます。

「バイオリン協奏曲 第1番イ短調」 バッハ作曲

発表会でもよく演奏されるバッハのバイオリン協奏曲です。

ここまで技術と音楽性を駆使して演奏するまとめ的な曲でもあります。曲そのものはコンパクトな長さながら、凝縮された内容の素晴らしい曲です。

バイオリンの発表会でよく弾く曲

バイオリン曲・難易度レベル4

ポジション移動をさらに広げて第5ポジションまで使いましょう。

SMIVI

楽譜を読む力もかなり必要になってくるので、架線がついた高い音域もしっかりと読めるようにしていきましょう。

「春の海」 宮城道雄作曲

お正月によく聞くあの「春の海」は、バイオリンで演奏することができます。

お琴とは少しずつ違い、バイオリンならではのダイナミックな表現は迫力があるので、ここまでバイオリンが弾けるようになったと、とご親戚に披露するにはうってつけの1曲です。

ピアノ伴奏が入るとさらに素敵な曲になります。筆者もよくお正月に演奏しました。

「愛の悲しみ&喜び」などの小品 クライスラー作曲

バイオリンの小品として有名なクライスラーの曲は、このレベルで演奏可能になります。曲によって難易度にもばらつきがあるので、自分でいろいろと挑戦してみてください。

細かいパッセージが得意ならば「中国の太鼓」や「美しきロスマリン」などもオススメですよ。

「シチリアーノ」 フォーレ作曲

物悲しいメロディーが美しいベルギーの作曲家・フォーレのシチリアーノです。

8分の6拍子が少し取りにくいので、ていねいにリズムを出せるように練習してください。

中間部のホ長調の部分は音程がむずかしいので、音階を使って正しい音程を取る練習が必要です。

こちらも伴奏だけの動画です。聴きながらメロディーを歌う練習にもいいですよ。

「ラ・フォリア」 コレルリ作曲

発表会でも定番といえるコレルリの「ラ・フォリア」です。

冒頭のテーマはそれほどむずかしくなないものの、後半の変奏曲に重音や移弦が多く含まれてきます。難易度が高すぎる変奏曲はカットするのも方法です。

まとめ

いかがだったでしょうか?難易度別に有名なバイオリンの曲をご紹介しました。技術的な面で考えると、やはりポジション移動が大きな柱となり、またバイオリンならではの奏法も一つずつ習得していく必要があります。

ていねいに少しずつ練習してレベルアップを目指してくださいね!

ピアノ初心者におすすめの曲はこれ!クラシック、J-POP、アニソン編!