バイオリン初心者が必ず演奏する定番曲

バイオリンを初めて弾く方が絶対にやる曲、というのがあります。定番と呼ばれる曲ですね。

クラシック曲やみなさんがよく知っている曲が中心になるのですが、バイオリンの演奏法を学ぶために効率よく覚えられる曲として愛されています。

そんなバイオリン初心者が演奏する定番曲をご紹介します。

 

バイオリン初心者のための定番曲って?

バイオリンの場合、練習を始めたばかりの頃には、演奏できる曲に限りがあります。

いきなり4本の弦をすべて使って演奏するのはほぼ不可能ですし、がんばっても2弦くらいが限界です。

まず2本の弦を使って、正しい音程をおさえられるようになり、少しずつ使える弦=音域を広げていくのが一般的です。

 

よく使われる教材やテキストにも、定番と言える曲が掲載されています。

その時代の流行歌もありますが、やはりオーソドックスな曲でていねいに練習することが多く、教材の内容も筆者が子どもの頃からほぼ変わっていません。

また新しく出版される教材も、スタンダードな教材をもう少しわかりやすい内容にしたものがほとんどで、バイオリンの教材はあまり大きな変化を好まないように思います。

 

ですから定番曲と言われるバイオリンのレッスンに使われる曲は、時代を超えてバイオリンを演奏する人が、必ず1度は弾いている曲だと考えてくださいね。

 

バイオリン初心者の定番曲【きらきらぼし】

バイオリンといえばこの曲というほど、イメージが定着しているのが「きらきらぼし」ですね。

バイオリンで弾くと、♪ラーラーミーミー ファーファーミー とイ長調で演奏します。スズキメソードの教本の一番初めに掲載されており、ほぼ全員が演奏する曲と言えるでしょう。

もともとはきらきらぼし変奏曲として親しまれており、バイオリンでもいろいろなリズムで演奏する変奏曲となっています。

キラキラ星変奏曲 篠崎ヴァイオリンスクール演奏会 

素敵な「きらきらぼし」の演奏です。オーケストラと一緒にこんな演奏ができるなんて、なかなかないですね!

 

バイオリン初心者の定番曲【ちょうちょ】

子どものための定番曲で、やはり欠かせないのが「ちょうちょ」です。ピアノでもこの曲はよく演奏しますね。

誰でも歌えるメロディーがバイオリンの音程を練習するのにもぴったり。

調によっては小指の4の指を使うので、なかなか音程が定まらずに苦労した思い出もあります。弾けるようになるとちょっと嬉しい一曲です。

 

【4カ月】篠崎バイオリン教本1 ちょうちょ

とてもかわいい「ちょうちょ」の演奏です。こんな風に弾けたらいいな、と思ってしまう素敵な音色ですよ。

 

バイオリン初心者の定番曲【ロングロングアゴー】

バイオリンの定番曲として有名な「ロングロングアゴー」です。しかし他の楽器ではあまり知られていない一曲です(たまにピアノでも見かけますが)

なつかしさがあふれるメロディーがバイオリンの音色にぴったりで、弾いていてとても気持ちがよくなる曲です。ご年配の方にもとても人気があり、発表会の定番曲でもあります。

Long Long Ago – Jennifer Jeon

こんな音色で弾けたらいいな、と思える動画です。この演奏の方はきっとしっかりとバイオリンを勉強した方ですね。良い音色です!

 

バイオリン初心者の定番曲【バッハのメヌエット】

バイオリンといえばやはりバッハ。初心者が初めて演奏するのは「メヌエット」が多いです。

もともとはピアノのための曲ですが、バイオリンでも弾いてもその美しさが実感できます。きちんと弾こうと思うと、意外とむずかしい曲で、バロックの曲の作りや演奏スタイルも練習でき、レッスンでも必ずと言っていいほど練習する1曲です。

ちなみにメヌエットは3曲ありますが、難易度はどの曲も同じくらいですよ。

バッハのメヌエット(ヴァイオリン・デュオ 神野優子・宮林陽子)J.S.Bach Minuet 3

バイオリン二重奏でのメヌエット3番です。ピアノの楽譜をデュオで演奏しています。

心あたたまる演奏です。

 

バイオリン初心者の定番曲・番外編【愛の挨拶】

初心者の方が急に演奏できる曲ではないですが、いつかは弾きたい1曲としてご紹介します。

イギリスの作曲家エルガーの「愛の挨拶」です。

ロマンティックなメロディーと、伴奏との掛け合いが絶妙な1曲で、エルガー自身が奥さんとの婚約を記念して作曲しました。20歳も年下の奥さんとは周囲の反対もあり、大恋愛だったエピソードが残っています。

オリジナルはホ長調(シャープ4つ)で書かれていますが、ニ長調(シャープ2つ)に編曲された楽譜の方が演奏しやすいので探してみましょう。

五嶋みどり 「愛の挨拶 op.12」(エルガー)

五嶋みどりさんがまだ10代の終わりの頃の演奏です。でもこの演奏以上に素晴らしい愛の挨拶はないかな、と思います。必聴ですよ!

 

バイオリン初心者の定番曲・番外編【タイスの瞑想曲】

こちらもかなり難易度が高い曲ですが、みなさんが憧れる「タイスの瞑想曲」です。

もともとはオペラの中のアリアとして書かれた曲ですが、現在ではオペラは失われてしまい、この曲だけで独奏曲として残されています。

オリジナルはオーケストラとの演奏曲として書かれていますが、ピアノ伴奏の楽譜も多く出版されており、バイオリンを演奏するならば一度は挑戦したい曲ですね。

技術的には第7ポジションまで使う曲なので、ポジション移動とビブラートの練習も必要になってきますよ。

タイスの瞑想曲(Thais) – ヴァイオリン(Violin): 神尾 真由子(Mayuko Kamio)

少し古い動画ですが、神尾さんの奇をてらわないスタンダートで聞き応えのある「タイスの瞑想曲」です。

このぐらいどっしりと演奏しているのも素敵ですね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?バイオリンの初心者が必ず弾く、そして目標にしたい曲をご紹介しました。

こちらに紹介した以外にも多くの曲がありますし、また動画もそれぞれたくさんアップされています。

気になる曲があったらいろいろと聴き比べてみるとおもしろいですね!