あこがれのバイオリンは何歳から始められる?

小さい頃からレッスンを始めるイメージが強いバイオリン。実際にプロのバイオリニストとして活躍している方たちのプロフィールを拝見すると、みなさん幼い頃からバイオリンを始めています。

何歳からバイオリンを始めるのが一番良いのでしょうか?実例を取り上げながらご紹介します。

 

バイオリンを何歳からはじめたか調べてみました

以前の記事でご紹介したバイオリニストの皆さんが、バイオリンを始めたと思われる年齢を調べてみました。

 

3歳 ayasa、岡部磨知、三浦文彰、五嶋みどり

4歳 末延麻裕子、石川綾子

6歳 高嶋ちさ子

7歳 宮本笑里

不明 NAOTO、花井悠希、

 

皆さん幼い頃からバイオリンを始めていますね。ちなみに筆者は5歳から、まわりのバイオリニストたちも3〜5歳に始めた方が多いです。

まれに小学校に入学してから、もしくは中学校の部活でバイオリンを始めたという方もいますが、やはり音楽家になるにはかなりスタートが遅く、とても大変だったという話をよく聞きます。

 

海外ではバイオリンを何歳から始めるのか?

では海外のバイオリニストは何歳からバイオリンを始めているのでしょうか?以前の記事に登場したバイオリニストで調べてみました。

 

3歳 イツァーク・パールマン、アラベラ・シュタインバッハー、

5歳 ダヴィッド・オイストラフ、フランク・ペーター・ツィンマーマン、アンネ=ゾフィー・ムター 

6歳 ジャニーヌ・ヤンセン 

7歳 ギル・シャハム 

不明 クリスチャン・テツラフ 

 

年代がバラバラなのでひとまとめにはできないですが、日本よりもやや遅めな傾向にあります。

やはり日本では早期教育がさかんですね。

 

実際にバイオリンは何歳から始めるのがベスト?

何歳からやるべきかについては賛否両論、さまざまな意見があると思います。

もしお子さんをバイオリニストとして育てていきたいならば、5歳くらいまでには始めないと遅いでしょう。

日本では幼い頃からたくさんの練習を行う習慣があり、コンクールに出場することも考えるならば、小学校低学年である程度の演奏技術が必要になります。小学校2年生でコンクールデビューを考えるならば、5歳でも遅いくらいです。

また中学校や高校で音楽へ進路を定めるならば、早い段階からレッスンを受ける必要があります。それだけバイオリンを演奏できるようになるには、多くの時間がかかります。

 

しかし趣味でバイオリンを弾くのであれば、何歳からでも構いません。むしろあまり幼い頃からだとレッスンに付き添い、練習をする保護者の方の負担がとても大きくなります。

ある程度お子さんが自分の意思でバイオリンを持てるようになるまで待つ方が、レッスンもスムーズに行くケースが多いでしょう。

 

何歳からバイオリンを始めるかは、使うバイオリンのサイズも考えて

バイオリンを弾くにはまず体格が重要です。一人でしっかり立てるようになるのはとても大切で、身体が柔らかくふにゃふにゃしている間は少し気の毒ですね。

またバイオリンを持つというだけでも、お子さんにとっては集中力を必要とします。まだふんわりとした夢の中にいるお子さんは、もう少し成長するのを待ってあげてください。

 

レッスンではお子さんの体格に合わせて、子ども用の分数バイオリンを使うことになりますが、一番小さいサイズが16分の1といい、2歳過ぎから使えるような大きさです。

でも本当におもちゃのバイオリンのようで(よくできていてインテリアにもぴったりですよ)音色もちーちーとした硬い音しか出ません。

どうしてもレッスンをするならば使う必要がありますが、目安として8分の1サイズが使えるようになるまで待つのも方法です。

8分の1サイズともなると少ししっかりした音色になり、弓もちゃんとコントロールできるものが使えますので、レッスンの効果も出てきます。

 

バイオリンのレッスンには保護者の協力が不可欠です

何歳からバイオリンを始めるにせよ、保護者の方の協力は欠かせません。レッスンの送り迎え、レッスン内容の確認、自宅での練習のサポート、先生からの指示をしっかりと練習に反映させるなど、バイオリンは幼いお子さんが一人で練習するのは無理です。

またバイオリンを構えるフォームや弓の持ち方など、細かい身体の動きを毎日チェックしていく必要もあります。これが崩れてしまうとどんなに練習をして良い演奏には結びつきません。

また少しの時間でもいいので、毎日バイオリンに触れるのもとても重要ですね。

 

ですから保護者の方も含めて、バイオリンに向き合う環境が作れるようになる年齢まで、レッスンを始めるのは慎重に検討をすると良いでしょう。

 

何歳からでもバイオリンを始める前にできること

もし幼い頃から音楽にふれさせたいのであれば、先にピアノを始めるというのも一つの方法です。ピアノであれば3歳くらいからでも可能ですし、まず一つの楽器に向かって練習をするという習慣が身につきます。

ピアノでソルフェージュや音楽に親しみ、歌を歌うことを練習しておくと、実際にバイオリンを弾き始めた時に音程がしっかりと取れたり、譜読みが早いというメリットもあります。またバイオリンを弾く上でピアノも勉強する必要があります。

保護者の方が音楽に親しんでおくのも大切です。できれば何か楽器ができると、お子さんの練習をサポートするのに役立ちます。

 

筆者の母は子どもに遅れること1年あまり、自分のピアノのレッスンを始めました。練習をしてずいぶん弾けるようになり、親子で嬉しかったことを覚えています。

また筆者の弟も3歳からバイオリンをはじめましたが、筆者と母が音楽をやっていたのでとても上達が早くうらやましがられました。やはり環境はとても大切ですね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?バイオリンを始めるには、何歳が良いか考えてみました。お子さんが将来どうなるかわからなくても、もし将来の進路の選択肢として音楽を考えるようであれば、ぜひレッスンを始めてみてください。

趣味で弾くにしてもバイオリンで培った努力や集中力は、必ず他のことにも役立ちますよ!